mongolia2023rikkyo’s blog

立教大学異文化コミュニケーション学部2023年夏フィールドスタディA(モンゴル)のブログです

8/9午後〜8/10午前

【トーラ川 ごみひろい】

8/9は12時頃からトーラ川沿い付近でゴミ拾いをしました。私達が宿泊しているゲル付近の綺麗なモンゴルの草原から一変、大量のゴミが捨てられていてる状況を目の当たりにしました。

食品ごみから生理用品まで様々な種類のゴミが散乱していました。中でもペットボトルのゴミが多く見受けられました。集めたゴミは、後日回収して頂けるという事です。

途中で雨が降ってきたりと、天候は良くなかったものの、環境保全に繋がる活動ができて良かったと思います。モンゴルの豊かな自然を守る取り組みが今後も行われていく事が重要であると考えられます。

 

【食事】

今日の夕飯は、まずサラダとニンニク風味のにんじんサラダが出ました。そのあと、この研修で初めて骨つき羊肉を食べました。ジューシーで、羊肉独特の臭みがなく、今まで食べたものの中で1番美味しかったです!!(食べた羊肉はキャンプ地周辺の自然の草を食べているため臭みがなかったそうです。また、羊肉を食べた後冷たい水を飲むとお腹を壊すそうです。)また、ピラフは日本でもあるような味でした。

朝はサラダとワンタンスープとヨーグルトでした。胃が休まる優しい味でした。

 

【シャーマン】

夜9時ごろからハルハのシャーマン儀礼の観察と体験をしました。モンゴルでは、シャーマン信仰がチベット仏教に並ぶ代表的な宗教です。モンゴル文化において火の果たす役割は重要で、シャーマン儀礼も焚き火を囲う形で行われました。シャーマンは鈴のような装飾のついた服着ており、体を揺らして音を奏でると同時に太鼓を叩くことで、演奏をしてました。迫力のある太鼓の音と、シャーマンの歌、空に向かって燃え上がる炎は圧巻で、日本の学生たちは自ずと息を呑んで観察していました。儀礼の後は、学生は各々質問や相談をシャーマンに投げかけ、一人一人占ってもらいました。占いは夜の12時過ぎまで続き、日本人学生にとってはモンゴル滞在の中でも、一際、非日常的体験となりました。

 

【JICA】

朝ごはんを食べた後は、この研修で始めて首都のウランバートルに行きました!

ウランバートル到着後、最初に訪問したのは、JICAのモンゴル事務所です。JICAは、①健全なマクロ経済の運営とガバナンス強化、②環境と調和した均衡ある経済成長の実現、③インクルーシブな社会の実現、の3つの協力戦略を基に、事業を展開しています。特に印象に残った政策は、新ウランバートル国際空港(日本モンゴル直行便の場合、必ず利用する空港です!)や火力発電所の建設における資金援助です。今後、日本とモンゴルの関係性がさらに深まっていくことを願っています!

 

【観光環境省

jicaの後は観光環境省に訪問しました。遊牧文化を広めるためにウェルカムモンゴルプロジェクトというものが実地されています。実際に8月までに370万人もの観光客がモンゴルを訪れたらしいです。日本人は1万人来たとおっしゃっていましたが、母数に比べたら私は思ったより少ないと感じました。しかし今キャンプ場には日本人の家族や団体がたくさん泊まっており、それは観光省のデータから見るとものすごい確率だなと思いました。また変化としてはモンゴルに観光に来る年齢層が高齢者から若者(56%)になってきています。そこに目を向けて新しい事業が市内中心にどんどん行われているところです。今回のモンゴルの観光事業で日本と比較し、そこから日本でできることを私達なりに考えていきたいです。

 

by ももか、みお、あいさ、MA、ゆら