mongolia2023rikkyo’s blog

立教大学異文化コミュニケーション学部2023年夏フィールドスタディA(モンゴル)のブログです

8/12午後~8/13午前

【亀石】

テレルジという観光地の亀石は自然のものとは思えないユニークなランドスケープで、テレルジ国立公園のトレードマークになっています。看板に書かれた歴史によると、ズウン・モドの戦いで、ハン・ガルダン・ボクシトは大敗を喫しました。しかし、なんとか敵の攻撃から逃げ、その後亀石に攻撃を集中させました。そして敵の攻撃を避け、西に逃げる準備をするときに亀石の崖に宝石と銀器を隠しました。それ以来、銀岩とも呼ばれ、彼が残した宝物を見つけようとする人がいますが、未だ見つけられていません。亀石は傾斜が急で登ることが難しいですが、登るにつれて広大なモンゴルの草原や山々を目にすることができ、自然の雄大さを感じることができました。

 

【キャンプ】

8月12日は、テレルジ国立公園でキャンプをしました。到着した直後はここで寝泊まりするのかという戸惑いもありました。しかし、モンゴルの大自然の中で川遊びをしたり、学生のみんなと遊んだり、星を見たりすることができました。モンゴルは日本より日照時間が長く9時頃に日が沈むため学生のみんなと大自然の中で楽しい時間を過ごすことができました。食事の後は、モンゴルの学生とバレーボールなどをして交流しました。夜は、気温が下がりテントにはストーブなどがないためゲルで泊まった時よりも寒かったです。また、電気やトイレがなく、夜に行動するのはとても不便だと感じました。防寒のためにみんなで寝袋に入って寝ましたが、それでも寒くてなかなか眠れない人が多かったです。

 

 

【「日本人墓地」】

モンゴルで抑留者となり、死亡した日本人兵士の墓地と慰霊碑を訪れました。

 

1945年〜1947年、第二次世界大戦時に約12,000人が捕虜となり強制労働させられ、そのうちの約1,500人が亡くなりました。この日本軍記念博物館では、日本人兵士の遺骨帰還や遺品、慰霊祭などに関する写真が展示されていました。また、慰霊碑は床と上に円があり、日本の国旗をモチーフにしたデザインのものもありました。日本へ帰還し、家族と再会することを望みながら亡くなっていった方々を偲び、日本とモンゴルの更なる交友を願いたいと思います。

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【食事】

8/12の昼ご飯はモンゴル式のうどんでした。羊の肉ときしめんが入っていました。午後に川で遊んだ後はお菓子として小麦粉スティックを食べました。学生はよく動いた後だったので、おかわりするほどお腹空いている様子でした。肝心の味は揚げパンのようで、日本人にも食べやすかったです。8/12の夜ご飯は雑炊でした。具材は米やじゃがいもなどでパンが付いてきました。夜には寒くなってきたので、体を温めることができました。8/13の朝ご飯はサンドイッチとゆで卵でした。中にはきゅうりとハムが入っていました。

 

by ひびき、なよん、さな、ゆいな、わか