mongolia2023rikkyo’s blog

立教大学異文化コミュニケーション学部2023年夏フィールドスタディA(モンゴル)のブログです

8/10午後~8/11午前

ユネスコ

8月10日午後からは、UNESCOを訪問しました。ここでは遊牧文化を風化させないために多様な活動をしています。具体的には、カザフスタンやトルコなど、他の国と連携して会議を開いたり、イギリスやイタリアやアメリカの大学と合同して研究をしたり、モンゴルの遊牧文化を多くの人々に知ってもらう活動をしています。また、最近は[遊牧文化の価値と遺産]や[持続的な発展]というプログラムを実施しています。

 

【国立民族博物館】

8/10の午後に、国立民族博物館に行きました。最初に、モンゴル視点の人類の歴史について語られていました。様々な民族衣装や骨、道具などが飾られていました。また、前日にシャーマンの儀礼を見ましたが、シャーマンの文化は、はるか昔から続いてきています。展示の後半ではモンゴル帝国の終わり頃から現代のモンゴルのことまで展示されていました。具体的には時代ごとの紙幣や貨幣、最後の皇帝の衣服などが展示されていました。それらはとても彩りが豊かだったことが印象的です。

 

近代のセクションでは日本との関わりについての展示品もあり、日本に関することであるのに知らないことが多くあり、日本についてもっと知るべきだと感じました。またモンゴルは内陸国であることもあり、ロシアや中国などの影響を受けながら、一時は1992年まで社会主義国の国家であったという歴史を経て、現在のモンゴル国が形成されました。しかし、現代の展示ではモンゴル国歌が流れており、モンゴル人の自国への誇りを感じました。

 

【羊の屠畜】

8/11の午前中に一匹の羊を屠殺する現場を見学しました。手足を縛られた羊は、ナイフを入れても暴れる事なく静かでした。

 

頸動脈を先に止める事によって血を凝固させ、血が吹き出ないようにする工夫がなされています。モンゴルの大地を汚さないという意識が伝わってきました。また、内臓も水で綺麗に洗い流され、毛皮まで利用されるという点から、一匹の動物を大切にしているという事が分かります。

 

屠殺後はそのレバを焼いて食べました。屠殺直後に食べる事で、動物の命を頂いているという感覚を抱きました。

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【食事】

8月10日の昼ご飯はウランバートルにあるレストランLebistro に行き、ホーショール、ツイワンを食べました。ホーショールには羊肉が中に入っており、羊肉の味が強く感じられました。ツイワンは野菜と一緒に炒められており、そこにも羊肉が含まれていました。8月10日の夜ご飯は、ポテトサラダ、スープ、ナスときゅうりの炒め物とご飯、アイスクリームでした。スープは日本人向けの味がしました。

8月11日の朝ご飯はサラダ、お粥、パンでした。どれもクセが無かったです。

 

by なよん、ももか、なつめ、そへ、さな